手術室やICU等清潔エリアの粘着マット

手術室やICU等の出入口に粘着マットを使用している病院は、MRSAが問題になっていた時期に比べるとかなり少なくなっていると思われるが、それは院内感染対策としては効果がないと言われているためです。実際に現場で使用しているところを見ると、粘着マットは汚れるのが早く、粘着性がすぐに薄れてしまいます。長時間にわたって粘着性があれば感染対策に効果があるのかもしれませんが、多くの病院で一足制が取り入れられていることを考えれば、必要性は薄いと考えられます。

 

粘着マットの剥がし方

汚れてしまった粘着マットを剥がすときには、静電気が発生して粘着マットに付着していた埃が衣服などについてしまう可能性がありますので、医師や看護師など、患者や清潔な物品に接する作業が多いスタッフは、粘着マットを剥がすべきではない。

粘着マットを少しずつ折りたたんでいくように剥がしていくことで、埃や汚れの拡散を抑えることができる。剥がした後は流水による前腕部・手の洗浄が必要です。

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