清掃担当者の針刺し事故

私個人は、病院内の作業で針刺し事故の経験はないものの、いつ起こしてもおかしくはない現状ではある。医療現場ではとても『針』は多く使用されている。その『針』が多く使用されていることがまた、『針』への緊張感を薄れさせているのかもしれない。

リネン物・ゴミ関係のものには針が混入しているかもしれないという危機意識を常に持って対応できるが、ベッド・麻酔機・点滴スタンド・棚などの細部に隠れている針には対応できない場合が多い。私はベッド・麻酔器・点滴台などの器材を手探りでは触らないようには気を付けている。常に手元を確認しながら器材に触れるようにしている。

医師や看護師は忙しい中で針を処分している。時には不完全な処理の状態の針を見ることもある。

清掃会社にとって針刺し事故はとても大きな問題である。清掃スタッフは針刺し事故に関係するたくさんの指導を受ける。針刺し事故を無くすためには『危機意識を高めよう』というような内面的なものではなく、事細かにルール作りを実施することが大切である。清掃スタッフの針刺し事故は病院の針の管理方法に大きく影響を受ける。針を扱う医師や看護師のルール作りが重要である。清掃会社が清掃スタッフに対してどんなに厳しいルールを実施しても、医師や看護師の針の取り扱いが不適切では、針刺し事故はなくならない。

 

私個人の針刺し事故防止策

  • 器材に触れる前にまず目で確認
  • 手探りで器材に接触しない
  • 器材の取っ手を持つ
  • ピンセットなど道具を利用する

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